三線の名器、開鐘とは・・・
琉球王朝時代、王様が認めた三線の名器を「開鐘」といいます。王様が三線の音を「暁を告げる鐘(開鐘)」の音と間違えたことから 「開鐘」と呼ぶようになりました。
また、尚穆王の時代、お茶屋御殿にて真壁里之子作の三線を集め弾きくらべをしたところ、大抵の物が夜が更け音色が悪くなる中、音が衰えないのみか、暁を告げる開鐘が山々を伝わって響きわたるようになっても、いやが上にも美しい音をだしたのが五挺残りました。
この五挺を真壁作の優秀なものとし、「五開鐘」と称されるようになりました。
五開鐘の中でも筆頭とされるのが盛嶋開鐘です。
●店内で開鐘モデルの試奏ができます。試奏なさる際は、お気軽に声を掛けてください
私共は打ち合わせに時間をかけます。
オーダー三線で不安なところは何でしょうか?
一番の不安は、出来上がりが見えないので、自分の理想の三線が出来上がるかですよね。
オーダー三線といっても一つではなく、三線には7つの型があり、
材料選び・棹の太さ・棹の長さ・性別・声の高低・お住まいの地域・
お客様がどんな曲を演奏されるのか、などいろいろあります。
そこで開鐘屋では、職人がそういったお客様に関する情報・要望を
時間をかけてお聞きします。そして、時間をかけるのにはもう一つ理由があります。
それは、お客様の本当に納得のいく三線を作りたいからです。
カラクイやティーガ(胴巻き)もお好きなものから選んでいただけます。
オリジナルでの製作も可能ですのでお気軽にご相談下さい。
お客様にとって最高の三線をお客様と一緒にお作りしていきます。