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「開鐘屋」オープンにあたり、
なぜ店名に三線の名器を現す「開鐘(けーじょー)」という言葉を使ったのか、お話したいと思います。
まずは、「開鐘(けーじょー)」の意味について。
琉球王朝時代、一説には尚穆王(在位1752年〜1794年)の時代、
王の命令で真壁作の三線が集められ、弾き比べが行われました。
その中で選ばれた名器中の名器を「開鐘(けーじょー)」と呼んでいます。
その名器といわれる「開鐘」の名をどうして店名につけたのか。
開店当初は、「そんなに気軽に”開鐘”を名乗っていいのか?」という言葉もありました。
ホームページを見ていただいている方の中にも、少なからずそう思われている方がいらっしゃると思います。
1年前、私たちスタッフも、
三線を製作するようになって10年足らずの者が開鐘を名乗って良いものか、
非常に悩みました。
しかし、「自分たちはどのような気持ちで三線を製作しているのか。
そして、これからどのような気持ちで何を目指すのか」を考えた結果、
現在、昔の三線の型が守られず、崩れてきている現状を見直し、
しっかりと本来の三線を製作し、三線の歴史や素晴らしさを伝えて生きたい、
という気持ちが強く、
また、「開鐘屋」と名乗ることによってそれに負けないよう、恥じないよう、
自分にプレッシャーをかける意味もあり、決めました。
まだまだ勉強不足な点もありますが、
演奏家である皆様の意見を聞きながら、これからも音色や型を研究・追及していき、
「三線のことなら開鐘屋」といわれるよう努力していきたいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
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