メイン

2008年12月27日

Q&A バチの手直し

今回のお悩み解決は・・
「ちょっと弾きづらい」ということで持ち込まれたバチ手直しについて。



高 :今回はバチの持ち込み修理ですけど、何も変わってないみたいですけど、どこを変えたんですか?

町 :バチの下(底)部分を削ったんですねー(気づかないだろうな〜)

高 :下を削って、バチ先の形は変わらないのに、これで何か変わるんですか?

町 :持ちやすくなるのと、弦に対してあたるバチ先の角度が、寝ていたのが少し起きるから、しっかり弦を弾くことができるわけよ。

高 :へぇ〜

その後もいろいろと聞きましたが、イマイチ理解できませんでした(^-^;)

左写真の青線部分が削った部分。一見違いが分かりづらいですが、持ってみると違いが分かるのでしょうね。


ご自分のバチが弾きづらい方、手直し承ります。
お気軽にご相談ください。 
開鐘屋 メールke-jo@okinawa2.com TEL:098-877-3050

開鐘三線についてはこちら

人気blogランキングへ


2008年12月09日

Q&A カラクイ復活!

今回のお悩み解決は・・

お客様: これ、形見の三線だけれどもカラクイが1本折れてしまって、3本新しいものに変えようかなぁ。

町田 : この三線には昔型のカラクイが似合ってますけどね。

お客様: ほんとはこれがいいんだけども、この形は売ってないでしょ?

町田 : そうなんですよね、売ってないんですよね・・・
      作ってみようかなぁ。

お客様: 作れるんですか?

町田 : カラクイは作ったことないけど、この三線に新しいカラクイをつけるのはかわいそうだから頑張ってみますよ。


高田 : 始めてのカラクイ作りはどうでしたか?

町田 : 思ったより時間もかかって大変だったよ。
カラクイ作るより三線作った方がいいと思ったくらいだよ。

高田 : 何が大変だったんですか?

町田 : 黒木の端材からの製作だから、芯(中心)をとるのが大変だった。

高田 : 何で中心をとるんですか??

町田 : 中心をとらずに製作すると、反った状態で出来上がるから、巻き具合がユラユラするし、見た目も美しくないんだよね。

角柱の場合は中心がとりやすいけど、端材の場合は中心がないから中心をつくっていかないといけないから、それが大変だった。

でも次からはカラクイ専用の道具を揃えればもっと上手く作れるはずよ。

高田 : どれが作ったものか分からないですね。

町田 : 今回は古さを出すために細かく仕上げないで、ちょいツヤありで、長く使った使用感を出したんだよね。これは自分でも自信作!

高田 : 三線もお客さんもきっと喜びますね(^-^)



開鐘三線についてはこちら

人気blogランキングへ

2008年11月26日

Q&A フルオーダーのバチ

今回のお悩み解決は・・

お客様: この象牙のバチ、すごく弾きやすく気に入っているんだけど、先が細いからか、音色があまり気に入らないだよなぁ。

町 : そうですね、このバランスでは先が軽すぎて、音も力がなく、掛音も弾きづらいと思いますよ。
     細い場合には力が弱いから手首を動かして弾いてしまうんですよね。
     お客様は古典をやられているので、ある程度バチ全体にバランスよく重みがないと駄目ですよね。

お客様: そうだよね、じゃバチ先を太くして、バランスよく作れるね〜?
      それと長さ、形は気に入っているからそれは崩さずにお願いしようかな〜。

 町 : はい、わかりました。
     それじゃ何度か途中で見てもらいながら完成させましょうか。

(完成後・・)


お客様: 上等に出来上がってるね〜 
      バランスもいいし、音色もはっきり出てるね。      
      注文いろいろつけたけど、ありがとうね。

 町 : 音色がはっきり出ているのは、バチ先の角を出したためですよ。 (詳しくは画像下で。) 
    バチもちょっとしたことで音色にだいぶ影響しますからね。
     満足いただけて良かったです。

お客様: 教室のみんなに見せようね

 町 : しばらく弾いてみて気になることろがあったら修正できますので、持ってきてくださいね。
 


      

※画像一番下左の写真でみると、右側の象牙バチの先が丸まっているのが分かりやすいですね。
 このバチ先が丸いと音も丸みのある音になり、はっきりとした音が出ません。

 もともとの形である場合もありますが、弦との摩擦などによりだんだんと丸くなってくる場合もあります。
 定期的にバチ先を削って角が立つ状態にすると、音色も良くなります。(開鐘屋では、バチ先削り525円 で承っています)

 ただ、丸みのある音が好みで、あえて角を作らないで使っていらっしゃる方もいるようです。


”弾きやすさ”以外にも”音”にも大きく影響するバチ。
何か困っていることがある方は、ぜひ一度ご相談下さい。

開鐘屋  メール ke-jo@okinawa2.com TEL 098-877-3050



開鐘三線についてはこちら

人気blogランキングへ


2008年11月14日

Q&A  張替え


先日来店されたお客様とこんな会話がありました。

お客様: この三線、音色がおかしいんだけど、見てもらえないねぇ

 町 : 音がどういうふうにおかしいんですか?

お客様: 音が「テーン」といかないし、何かへんだわけよ。

 町 : いろいろ見てみましょうね〜

(弾いてみたところ、張りが非常に弱い様子)

 町 : 張りが弱いみたいですけど、これはお客様の好みですか?

お客様: ううん。勝手に。

 町 : 最初からこういう音色だったんですか?

お客様: 最初は良かったはずだけどねぇ。

 町 : あー、多分皮が緩んでこの音色になったはずですね。
   それと、皮が薄いので、音にまとまりがないのが原因だと思います。

お客様: じゃ、張り替えれば直るわけ?

 町 : そうですね、今張られてる薄い皮だと音がぼやけるので、厚い皮で少々強く張ると音もまとまり、音も伸びます。

お客様: それじゃお願いしよう!

-----------------------------------------------

高: 皮を張ってから緩むこともあるんですか?

町: "前伸ばし"をしっかりしていないと緩んでくるから、仕込みは大事なんだよねぇ。

(皮張り後)

町: ほら、良くなったでしょ。



皮の張替えはこちら⇒http://kejo-style.jp/repair.html



開鐘三線についてはこちら

人気blogランキングへ

2008年11月13日

Q&A 六角宗撥


  

注文の入っている六角宗撥が出来上がったので、今回のバチの特徴を聞いてみました。

高: 今回のお客様は、バチの向きが”まっすぐ”という方ですが、まっすぐの方にはどんな工夫をしているんですか?

町: ”まっすぐ”の場合は、バチ先が弦にあたる時のバチの角度が男弦・中弦・女弦ともにあまり変わらないので、あまりひねりを加えないで作ってます。

高: 「男弦・中弦・女弦ともに変わらない」というと・・??

町: バチ先が"ウマ側"に向いている時は男弦はななめから入るけど、"まっすぐ"の時はほとんどバチ先の中心でとらえるから、あまりひねりを加えないようにしてる。

(バチを動かしながら、あれこれ説明してますが、私にはまだまだ理解が難しく(^-^;)
 次から次へと質問をしていったら、話がどんどん進んでいき・・。
 そして、ここでは説明しきれないほどの内容になってしまったのでここでは割愛します。)

バチはほんと奥が深くて、言葉で説明するのは難しいね〜
あとでバチについては詳しく説明するページを作った方がいいね。

(ということで、後で写真を使っていろいろと説明していきたいと思ってます。)


高: 話がだいぶそれてしまいましたが、今回のお客様のバチは他に何かありますか?

町: 指を入れる穴の向きをまっすぐから内側(手のひら側)に向けてあけてるところかな。

高: いつもの六角宗撥は外側向きですよね?

町: うん。今回の方はまっすぐ持つから、まっすぐ持つ場合は人差し指の先が内側に向くから、内側に向けて穴をあけてる。
で、今使っているバチだと"人差し指の中指側側面が痛くなる"と言ってたから、その部分も余裕を持つように穴をあけてる。


(穴を見せてもらうと・・。穴の入り口は丸いのに、穴の中は確かに右側が掘られてる。)

高: 面白い形ですね。気に入ってくれると良いですね〜。 
  「六角宗撥」という形を作ったものの、お客さんの弾き方に合わせて毎回作るから、オーダーに近いですね。

町: 高いお金を出して買ってもらって、やっぱり合わないっていうんじゃ申し訳ないからね。


六角宗撥はこちら⇒http://ke-jo-ya.shop-pro.jp/?pid=9751949


開鐘三線についてはこちら

人気blogランキングへ